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2021.06.25#地域連携

地域のお年寄りの人生を一冊の本に!『聞き書き本』活動、2020年度の本が完成しました。

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福祉文化学科玉木千賀子先生のゼミ生が毎年活動している『聞き書き本』制作。昨年度は新型コロナウイルスの影響もあり、例年より半年遅れとなる12月から活動を再開し、県内の感染者状況等をみながらインタビューを行い、ようやく昨日完成することができました。
玉木ゼミの4年次11名が、大学近隣に住むお年寄り5名にインタビューを行いまとめた本は、今後、取材へご協力いただいた方々に届ける予定です。

完成した本

本を製本する作業の様子

2020年12月10日の活動

2020年12月14日の活動

『聞き書き本』が完成しての感想

聞き書き本を通して、話し手の山城さんとの交流だけでなく、ゼミ生や下級生との協力することの大切さを学びました。製作するにあたり、難しい作業もあり、苦戦しながらも皆んなで力を合わせて作成することができたので、とてもやりがいや達成感を感じています。これから山城さんにお届けして、少しでも喜んでもらえると嬉しいです。

取り組んでみて気づいたこと、やってみて良かったことについて

聞き書き本を作成するにあたり、長期間にわたり作業をしてきました。初めは自分たちにできるのかと不安もありましたが、先生や前回の話し手を引き受けてくださった方々の協力もあり、山城さんに聞き書き本をお願いすることができました。私たちの世代にはわからない、戦争時代での経験や、食事、教育や地名など、お話を聞く中で多くの学びにも繋がりました。聞き書きを通して貴重な体験をさせて頂きました。

聞き書き本の機会を頂いたことで、本来なら関わることの出来なかった、大学周辺の地域の高齢者の方と交流することができました。私たちがお話を聞かせていただく立場にも関わらず、話しての方々は初対面にも関わらず受け入れてくださり、様々な経験談を聞くことが出来ました。地域によって異なる体験や方言、その人なりの生きて行く中での変化、先輩方からのアドバイスなども頂き、コロナ禍でもあったので少しでも交流ができ、喜んでもらえたことが何より嬉しかったです。話し手の皆様に少しでも喜んでもらえるよう、一人一人が試行錯誤し、心を込めて製作した聞き書き本を届ける日が待ち遠しいです。

(福祉文化学科4年次伊禮鈴乃さん)